作者

岡部昌生

1942年北海道根室生まれ。1977年より、フロッタージュという技法を用いて路上で創作活動を始め、建物の壁面や街の路上に紙をあて、凹凸のある表面に鉛筆で薄く写し取る動作を繰り返す過程で生じた痕跡そのものを作品として残し、公共空間及びその歴史を「パブリックアート及び記念的建造物」の作品に取り入れる。長年にわたり、絵画材料の基礎ともいえる鉛筆と紙の2つの材料を使用し、4,000点以上のフロッタージュ作品を制作した。

石の声を聴く
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