今季の芸術祭のテーマでもある「保存食」を、多角的な視点から包括的にとらえたプロジェクトとなっている。この展示は、テキストの整理と理解のみならず、訪れる人々が五感をフルに使い、客家の食文化ついて豊かな体験を得る場となっている。現代における客家料理の価値を再定義し、風味の伝承と再発見を通じて、多くの人たちの関心を誘い、さらなる対話を促してゆく。