雲南食府(うんなんしょくふ)創設者の張秉燕(ジャン・ビーン・イエン)がミャンマーから台湾に移り、台湾にもう25年住んでいる「新住民」である。義理のお母さんがハッカ人であり、結婚式や寺廟のお祭りなどで、村人全員でごちそうをいただく「辦桌(バンゾウ)」のシェフでもある。張氏は義理のお母さんに料理を習った。ミャンマーの雲南村で生まれ育った張氏は、タイで8年暮らしたことがあるので、ミャンマー、雲南、タイ、ハッカの文化をよく知っている。今回は地元の農作物が入る、ハッカ村の日常料理を生かすことによって、娘の何郁禮と共に作品のモチーフを得た。