作品
A-D03

Raknus Selu

音声ガイド / うた

客家語(ハッカゴ)
Raknus seluとは、山の癒しそのもの。 ある朝、心に傷を負った私は、暗闇のなかでも目を閉じたまま、おぼろげな道に沿って山にわけ入った。
Raknus〜selu〜Raknus〜seluは、それは呪文のように、リズムとメロディーを持つ。天と地に抱かれるかのように、母の手にひかれるように、私をやさしく抱きよせ、リードしてくれた。山道をゆっくり歩いているうちに、夢から醒めてしまった。両目から涙がこぼれ落ちた。それでも私の道は続いてゆく。

1983年、新竹市の旧市街生まれ。客家語と台湾語の両方で作曲を行い、2度にわたってゴールデン・メロディーアワードの最優秀客家アルバム賞を受賞している。テレビ番組の企画制作を数多く手掛けた後、 現在、バンド「黄子軒と山平快(ZiXuan & Slow Train)」のリーダーであるほか、内山小文事業有限会社(Nuisan Xiao Culture Co.)のディレクター、東門REC&LiVEスタジオ(Dongmen REC & LiVE Studio.)の主宰者も務めている。近年は、内山金曲歌謡祭、Old Town Party、2014-2023山線平快鉄道巡回プロジェクト、バザールマーケットREC & LiVE、台北路地のハッカ、Come Back to Route 3など、地域の音楽フェスイベントの立ち上げ、運営にも携わっている。

作品位置

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