作品
A-A04 (2019)

水琴窟

音声ガイド / うた

中国語
客家語(ハッカゴ)
葉拓の丸い飛び石を踏み、樹林や小川を抜けると、玉石(たまいし)で積み上げられた水琴窟へとやって来る。円形の水盤から水滴が陶の甕に落ちると、幽谷に響くような美しい音が微かに聞こえる。玉石に耳を当て、石の温もりと滴る水の歌を感じてみよう。時間と空間を融合させ、形にしたランドアート。
作者
景山健

東京芸術大学大学院美術研究科修士課程修了。富士常葉大学非常勤講師。自分がいる土地の歴史や人間文化を作品の主軸に据え、「今ここで起きていることをどう理解し、記録するか」を深く掘り下げる。ゆえに、地域に宿る物語をしみじみと理解したうえ、作品に変容させることで、芸術と地元の人々との強いつながりを構築し、互いの成長を推進することを創作の指針としている。

作品位置

Back