作品
A-D10
客家廟の読み解き方
場所
竹東惠昌宮
オープン時間
09:00 - 17:00 鑑賞時間は大会の営業時間に合わせて変更されることがあります
音声ガイド / うた
中国語
客家語(ハッカゴ)
惠昌宮は竹東エリアで最も重要な客家廟である。お廟本来の機能を維持することを前提に、供物台の質感や色あい、形状の変更からディスプレイや参拝ルートの表示までを、当局と相談を重ね改修。それによって宗教施設が小さな美術館として生まれ変わった。わずかなデザイン調整によって、参拝の流れがより明確かつスムーズとなり、また人々と神の結びつきもより親密かつ神聖なものとなった。参拝客の感覚をひらくべく、100年にわたって竹東に住まう客家の人々を献身的に見守り続けてきた客家廟を知るための、情緒的結びつきや手がかりをたぐり寄せる。
作者
無制設計
デザインの仕事を、世界に応答する方法を既成概念にとらわれない発想で見出す学習体験として捉えている。建築をバックグランドとし、空間設計、ディスプレイデザイン、アートインスタレーションを手掛けているほか、生活環境におけるあらゆるヒト・コト・モノの潜在的価値を明らかにし、持続可能なまちづくりやコミュニティの育成に関わっている。デザイン手法の研鑽に励み、革新と実験の精神をもって、さまざまなプロジェクトのニーズに応え、感性と理性の間で契機を創出し、唯一無二のユニークなオブジェクト/プロダクトを設計している。
作者
吾然文化
プロジェクト企画に特化したクリエイティブ集団。文献調査、データ分析、戦略立案を通して、背景にあるコンテクストを読み解き、整合し、文化的文脈や意味の再解釈を試みる。遊びながら、公共性が持つ深い意味について掘り下げている。